パーソナルトレーナーになるには?目指す方法やおすすめの資格を紹介
【PR】

コラム

パーソナルトレーナーになるには?目指す方法やおすすめの資格を紹介

もくじ

パーソナルトレーナーとは?仕事内容と求められる役割

パーソナルトレーナーとは、クライアント一人ひとりの目的や体力レベルに合わせて、オーダーメイドのトレーニングメニューを提供するフィットネスの専門家です。一般的なジムのインストラクターと異なり、個別に対応する点が特徴で、運動指導だけでなく、食事や生活習慣のアドバイスを含めたトータルサポートを行います。

仕事内容は多岐にわたり、ダイエット、筋力アップ、健康維持、姿勢改善、リハビリ目的のトレーニング指導などがあります。トレーニングの進捗を細かく管理し、成果が出るようにモチベーションを高めるコーチング力も求められます。また、クライアントの安全を守るため、正しいフォームの指導やケガのリスク管理も重要な役割です。

さらに、近年ではジムに通うスタイルに加えて、自宅訪問型やオンライン指導といった柔軟な働き方が増えており、活動の場はますます広がっています。パーソナルトレーナーは単なる「筋トレの指導者」ではなく、「理想の身体づくりをサポートするパートナー」としての役割が期待されています。

このように、パーソナルトレーナーにはトレーニング知識や運動経験だけでなく、コミュニケーション力・観察力・人間力も問われます。個々のクライアントに寄り添い、信頼関係を築くことで、継続的な成果と満足度の高いサービスを提供することが可能になります。

将来的には、独立・開業してフリーランスとして活躍する道もあり、収入面でも大きな可能性を秘めた職業です。まずはその役割と責任を正しく理解し、自分に向いているかを見極めることが第一歩となるでしょう。

パーソナルトレーナーになるための主な3つのルート

パーソナルトレーナーを目指すには、必ずしも特定の学歴や資格が必要というわけではありません。しかし、実力と信頼性が重視される職業であるため、明確なルートを選んでスキルを身につけることが成功への近道です。ここでは、多くの人が選んでいる主な3つのルートをご紹介します。

1. 専門学校・養成スクールに通う

フィットネス系やスポーツ系の専門学校・養成スクールでは、解剖学や運動生理学、栄養学、トレーニング実技など、パーソナルトレーナーに必要な基礎知識を体系的に学べます。プロの指導のもとで実践的なスキルを身につけることができ、卒業と同時に資格を取得できるカリキュラムが組まれている場合もあります。学費や通学期間(1~2年)が必要ですが、未経験からでも安心してスタートできるルートです。

2. フィットネスクラブでの実務経験

フィットネスクラブやスポーツジムで働きながら、現場経験を積む方法もあります。現場での接客や指導を通じて、リアルなニーズを学びながらスキルを高められる点が魅力です。多くのジムでは、未経験者向けの研修制度を用意しているため、最初はジムスタッフとしてスタートし、徐々にパーソナルトレーナーとして独立していく人も少なくありません。実務を通して人脈や顧客を獲得できる点も大きなメリットです。

3. 独学と資格取得で目指す

最近では、オンライン講座や書籍を活用して独学で学び、資格取得を目指す人も増えています。自分のペースで学習でき、費用も比較的抑えられる点が魅力です。ただし、トレーニング実技や接客の実践的なスキルは独学では習得が難しいこともあるため、可能であればフィットネスクラブでのアルバイトやインターンと並行して学ぶとより効果的です。独学でもNSCANESTAなどの信頼性の高い資格を取得すれば、キャリアの大きな武器になります。

このように、パーソナルトレーナーへの道のりは一つではありません。自分のライフスタイルや学習スタイル、将来の目標に合わせて最適なルートを選び、着実にステップを踏むことが成功のカギとなります。

おすすめの資格一覧|信頼されるトレーナーになるために

パーソナルトレーナーとして活躍するためには、確かな知識とスキルを証明する信頼性の高い資格を取得することが重要です。資格があることでクライアントからの信頼を得やすくなり、就職や独立にも有利になります。ここでは、国内外で評価の高いおすすめの資格を紹介します。

NESTA-PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)

NESTA(ネスタ)が提供するPFT(パーソナルフィットネストレーナー)資格は、国際的にも認知度が高く、日本国内でも非常に人気があります。ビジネス視点と実践的な指導スキルの両方を学べるカリキュラムが特徴で、将来的にフリーランスとして独立を考えている人にも最適です。オンライン学習にも対応しており、働きながらでも取得しやすいのが魅力です。

NSCA-CPT(全米ストレングス&コンディショニング協会)

NSCA-CPTは、世界的に権威のある資格であり、特にアスリート指導や科学的トレーニングに強みを持ちます。筋力トレーニングや運動生理学の知識を重視する人におすすめで、大学や専門学校でスポーツ科学を学んだ人にも人気があります。資格取得には英語の試験もあるため、しっかりと準備が必要ですが、その分評価も高く、キャリアアップに直結する資格です。

JATI-ATI(日本トレーニング指導者協会)

日本国内で信頼されている資格を取得したい方には、JATI-ATIがおすすめです。運動指導の基本から安全管理、コミュニケーションまで幅広い知識をカバーしており、日本人の体格やニーズに合った指導方法を学べます。取得にはスポーツ系の学位が必要な場合もありますが、国内での信頼性は高く、フィットネスクラブへの就職にも有利です。

その他の注目資格

近年注目されている資格としては、健康運動指導士PHIピラティスインストラクター加圧トレーニングインストラクターなどがあります。特定のニーズや専門分野に特化した資格を持つことで、他のトレーナーとの差別化を図ることが可能です。また、複数の資格を掛け合わせて取得することで、サービスの幅を広げることもできます。

パーソナルトレーナーとして長く活躍するには、資格の取得だけでなく、継続的な学習とアップデートも欠かせません。まずは信頼される資格から一つを選び、確実に取得を目指しましょう。

資格取得にかかる費用と期間の目安

パーソナルトレーナーを目指すうえで気になるのが、資格取得にかかる費用と学習期間です。どの資格を選ぶかによって大きく異なりますが、目安を知っておくことで、準備やスケジュールが立てやすくなります。以下では代表的な資格ごとの費用・期間の相場を紹介します。

NESTA-PFTの場合

NESTA-PFTの取得には、約10万円〜15万円の費用がかかります。これには受験費用、教材費、オンライン講座の受講料が含まれるケースが一般的です。学習期間はおよそ3ヶ月〜6ヶ月を見込む人が多く、働きながらでも無理なく進められるスケジュールが組めます。動画やPDFなどで効率的に学べるため、独学に近いスタイルでも資格取得が可能です。

NSCA-CPTの場合

NSCA-CPTはやや高額で、15万円〜20万円程度の費用がかかります。英語教材が中心であるため、別途日本語訳テキストや対策講座の費用も発生することがあります。また、試験も英語で行われるため、英語力の向上も同時に求められる点に注意が必要です。学習期間は半年〜1年をかけて準備する方が多く、難易度が高いぶん、取得後の評価も大きい資格です。

JATI-ATIの場合

JATI-ATIは約8万円〜12万円ほどが相場で、受験資格としてスポーツ系の専門課程修了や一定の実務経験が求められることがあります。講習会と試験をセットで受ける形式が多く、学習期間は3ヶ月〜6ヶ月程度が一般的です。日本語で学習・受験できる点は、国内で活動する上で大きなメリットといえるでしょう。

費用を抑えたい場合の選択肢

費用面を重視する方には、独学+受験型の資格がおすすめです。たとえば、通信講座やオンライン学習を活用することで、トータルコストを抑えつつ、効率よく合格を目指すことが可能です。また、スクールによっては教育訓練給付金の対象になっている講座もあるため、制度の活用も検討すると良いでしょう。

資格取得はパーソナルトレーナーとしての第一歩。費用や期間だけで選ぶのではなく、自分のキャリア設計や学習スタイルに合ったものを選ぶことが、長期的な成功につながります。

未経験からパーソナルトレーナーを目指す際の注意点

パーソナルトレーナーは専門職というイメージが強く、「未経験からでは難しいのでは?」と感じる方も少なくありません。しかし、正しいステップを踏めば未経験からでも十分に目指すことができます。ただし、いくつかの注意点を押さえておくことが大切です。ここでは、未経験者がつまずきやすいポイントや成功するための心構えをご紹介します。

体力と知識のバランスを意識する

トレーナーというと体力勝負の職業と思われがちですが、実は知識と指導力が求められる職種です。正しいトレーニング理論や身体の仕組みを理解していないと、クライアントの目標達成をサポートすることが難しくなります。自分自身が運動経験豊富であっても、それを他人に伝えるスキルは別物。まずは基礎知識を丁寧に学ぶ姿勢が重要です。

接客スキルとカウンセリング力が鍵

パーソナルトレーナーは、単にトレーニングを教えるだけでなく、信頼関係の構築も大きな役割です。クライアントの悩みを丁寧に聞き出し、気持ちに寄り添った対応が求められます。そのためには、笑顔や傾聴力、丁寧な言葉遣いなど、接客マインドを身につけることが大切です。特に未経験者はこの点で差がつきやすいため、積極的にコミュニケーションスキルを磨きましょう。

最初から完璧を目指さない

未経験の状態では「自分にできるだろうか」と不安になるのが普通です。しかし、最初から完璧な指導者を目指す必要はありません。大切なのは常に学び、改善していく姿勢です。現場での経験を重ねることで、徐々に自信とスキルがついていきます。最初の一歩を踏み出す勇気が、将来の大きな成長につながります。

学習や活動を継続できる環境づくり

独学の場合、モチベーションを保ち続けるのが難しいこともあります。定期的に学習時間を確保したり、SNSや勉強会で仲間を作ったりすることで、継続しやすい環境を整えることが成功のポイントです。また、インターンやジムのアルバイトを通じて実際の現場を経験するのも非常に有効です。

未経験からスタートすることは、決してハンデではありません。むしろ柔軟な思考と吸収力を武器に、質の高いトレーナーへと成長できる可能性を秘めています。大切なのは、正しい努力を継続すること。自分の成長を信じて、一歩ずつ前進していきましょう。

就職先・働き方の選択肢|ジム勤務からフリーランスまで

パーソナルトレーナーとしてのキャリアは、従来のジム勤務にとどまらず、近年では多様な働き方が可能となっています。自分のライフスタイルや目指す収入、働き方の自由度に応じてキャリア設計を柔軟に考えられるのが魅力です。ここでは代表的な就職先と働き方の選択肢を紹介します。

大手フィットネスジムに就職する

もっとも一般的なルートが、スポーツクラブやフィットネスジムへの就職です。ゴールドジム、ルネサンス、ティップネスなど、全国展開しているジムではパーソナルトレーナーのニーズが高く、未経験でも研修制度が整っている場合が多いため安心してスタートできます。安定した収入や福利厚生も魅力ですが、勤務時間や指導内容に一定の制約がある点には注意が必要です。

パーソナルジムや整体院での勤務

より専門性の高いサービスを提供したい場合は、パーソナルジムやコンディショニングサロンがおすすめです。短期集中ダイエットやリハビリ対応、姿勢改善に特化した施設が多く、クライアントのニーズに深く寄り添った指導ができます。店舗によっては完全個室制やマンツーマン指導が基本となるため、接客力と信頼構築力が問われます。

フリーランス・独立開業という選択肢

経験を積んだトレーナーの中には、フリーランスとして活動したり、自身でジムを開業する人も増えています。出張トレーニングやオンライン指導など、場所にとらわれない働き方ができるのが大きなメリットです。SNSやブログで自身のブランディングを行うことで、集客力や収入も大きく左右されます。収入に上限がない反面、営業・経理・集客などもすべて自分で行う必要があり、自己管理能力が非常に重要です。

オンラインパーソナルトレーナーとして活動

最近では、ZoomやLINEを活用したオンライン指導が急速に広がっています。時間や場所を選ばず指導できるため、子育て中の方や地方在住の方にもチャンスが広がっています。初期投資が少なく、マーケティング次第で全国どこからでもクライアントを獲得できるのが魅力です。

このように、パーソナルトレーナーには多様な働き方が存在します。どの働き方が自分に合っているかを見極めることが、長期的に安定して活動していくうえで重要なポイントとなります。

年収・収入事情|どうすれば稼げるパーソナルトレーナーになれる?

パーソナルトレーナーという職業において、多くの方が気になるのが年収や収入の実態です。トレーナーの収入は、雇用形態や働き方、スキルや集客力などによって大きく差が出るのが特徴です。ここでは平均的な年収の目安と、より高収入を目指すためのポイントを詳しく解説します。

雇用形態別の収入目安

ジムに雇用されている場合、正社員であれば年収は250万円〜400万円程度が一般的です。勤務年数や実績によって昇給が見込めるものの、大幅な年収アップは難しい傾向があります。一方、業務委託やアルバイト契約では、指導1本あたりの報酬(セッション単価)が決まっており、月収は稼働時間に比例します。1セッション5,000〜10,000円程度で、1日4本、月20日稼働すれば月収40万円以上も可能です。

フリーランスや独立トレーナーの年収は?

フリーランスや開業型トレーナーになると、年収の幅はさらに広がります。売上が安定すれば年収500万円〜800万円も十分に狙え、トップトレーナーでは1,000万円以上を稼ぐケースもあります。ただし、集客・広報・経理などすべて自分で行う必要があるため、実力と自己管理能力が求められます。特にオンラインでの活動が成功すれば、地域に縛られないビジネス展開が可能です。

収入を伸ばすための具体的なポイント

  • 高単価サービスの提供:食事指導やストレッチ、オンライン指導などをパッケージにして提供すると客単価を上げやすくなります。
  • 継続契約の獲得:単発指導ではなく、3ヶ月・6ヶ月のコース契約にすることで安定収入につながります。
  • ブランディングとSNS活用:自分の専門性や実績をSNSやブログで発信し、信頼性を高めることで集客につながります。
  • 複数の収益源を確保:指導以外にも、オンライン講座や書籍販売、YouTubeなどの広告収入を組み合わせる方法も効果的です。

稼げるパーソナルトレーナーになるには、トレーニング指導力だけでなく、ビジネス視点顧客満足度を高める工夫も不可欠です。自分の強みを活かし、戦略的にキャリアを構築していきましょう。

オンライン指導という新しい働き方も注目

近年、パーソナルトレーナーの働き方において大きな変化をもたらしているのがオンライン指導です。コロナ禍をきっかけに一気に広がったこのスタイルは、今やトレーナーとして活躍の幅を広げる上で欠かせない選択肢のひとつとなっています。対面指導に比べて物理的な制約が少なく、柔軟かつ効率的に収入を得ることが可能です。

オンライン指導の主なメリット

最大のメリットは、場所や時間に縛られない働き方ができる点です。クライアントは全国、あるいは海外にも広がり、トレーナー自身も自宅やコワーキングスペースから指導可能です。また、スタジオやジムのレンタル費用が不要なため、初期投資が少なく済むのも大きな魅力です。育児や副業との両立を目指す人にとっても非常に相性が良い働き方といえます。

オンライン指導の方法とツール

Zoom、Google Meet、LINEビデオ通話などの無料ツールを活用し、リアルタイムでのトレーニング指導が可能です。事前にメニューを共有し、画面越しにフォームのチェックや修正指導を行います。また、録画したトレーニング動画を提供して非同期型のサポートを行うトレーナーも増えています。さらに、LINEやチャットアプリを活用した日々の食事指導・習慣改善サポートも好評です。

オンラインでも信頼されるための工夫

対面よりも距離を感じやすいオンライン指導では、コミュニケーション力と信頼構築が非常に重要です。画質・音声のクオリティを高めるためにマイクや照明などの機材を整えたり、資料や動画を活用して分かりやすく指導したりといった工夫が求められます。また、SNSやブログなどで自分の専門性や実績をアピールすることで、新規クライアントの獲得にもつながります。

オンライン指導に向いている人とは?

自宅で働きたい方、全国のクライアントに対応したい方、将来的に独立・副業を視野に入れている方には、オンライン指導は非常に有効な手段です。また、現場経験を積んだうえでオンラインに移行することで、クライアント満足度の高いサービスを展開しやすくなります。

今後も需要拡大が見込まれるオンライン指導は、パーソナルトレーナーにとって大きなビジネスチャンスです。早めに取り入れることで、新しい市場でのポジションを確立することができるでしょう。

 

まとめ|自分に合った方法で理想のトレーナーを目指そう

パーソナルトレーナーという職業は、フィットネスや健康に関心がある人にとって非常にやりがいのあるキャリアです。個別に寄り添った指導ができるこの仕事は、多くの人の「人生を変える」サポートをする、責任とやりがいに満ちた職種と言えるでしょう。

本記事では、パーソナルトレーナーになるためのさまざまなルートや、おすすめの資格、費用・学習期間の目安、未経験からの注意点、収入アップの方法などを解説してきました。特に最近では、ジム勤務だけでなく、オンライン指導やフリーランスとしての独立など、多彩な働き方が可能となっており、自分のライフスタイルに合わせてキャリアを築くことができます。

重要なのは、「どの資格が人気か」「どの働き方が稼げるか」だけでなく、自分がどんなトレーナーになりたいかを明確にすることです。人と接するのが得意な方は接客を重視したジム勤務を、自由な働き方を求める方はオンラインやフリーランスという形を選ぶと良いでしょう。また、資格取得後も継続的にスキルアップを目指す姿勢が、信頼されるプロフェッショナルとしての成長につながります。

将来の目標や働き方、学習スタイルに応じて最適なステップを選び、まずは小さな一歩から始めることが成功のカギです。焦らず、着実にスキルと経験を積み重ねていけば、必ず理想のパーソナルトレーナー像に近づいていけます。

あなたにしかできない指導スタイルで、クライアントの人生に寄り添えるトレーナーを目指して、ぜひ今から一歩を踏み出してみてください。

  • この記事を書いた人

M3 GYM

M3 GYM(エムスリージム)は栃木県宇都宮市、JR宇都宮駅西口から徒歩5分のパーソナルトレーニングジムです。 完全マンツーマンでのトレーニングが好評で、男女・老若男女問わず多くのお客様にご愛顧いただいております。

-コラム