パーソナルトレーナーとはどんな仕事?具体的な仕事内容を紹介

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パーソナルトレーナーとはどんな仕事?具体的な仕事内容を紹介

「パーソナルトレーナーって、具体的にどんな仕事をしているの?」
そんな疑問に、現場の実態ベースで答えます。

パーソナルトレーナーは、単に筋トレを教える人ではなく、目標設計からプログラム作成、食事・生活習慣の伴走、そしてメンタルサポートまでをも担う“身体づくりのパートナー”。
その全体像を、初めての方にも分かりやすく解説します。

パーソナルトレーナーを目指す方はもちろん、指導を受ける側として失敗しない選び方の判断軸も手に入ります。
まずは基礎的な内容から、順に見ていきましょう。

もくじ

パーソナルトレーナーとは?基本的な役割を解説

パーソナルジムで指導を行うパーソナルトレーナー
「パーソナルトレーナー」という言葉を耳にする機会は増えましたが、「具体的にどんな仕事?」「フィットネスクラブのトレーナーと何が違うの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

パーソナルトレーナーとは、単にトレーニング方法を教えるだけでなく、お客様一人ひとりの目標達成に向けて伴走する、まさに「身体づくりのパートナー」です。
まずは、その基本的な定義と役割について詳しく見ていきましょう。

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マンツーマンでお客様の目標達成をサポートする専門家

パーソナルトレーナーの最も大きな特徴は、お客様と一対一(マンツーマン)で向き合い、専門的な知識と技術をもって指導を行う点にあります。
お客様が抱える目的や悩みは、「理想の体型になりたい」「健康診断の結果を改善したい」「スポーツのパフォーマンスを向上させたい」「慢性的な肩こりや腰痛を解消したい」など、千差万別です。

パーソナルトレーナーは、こうした多様なニーズに応えるため、丁寧なカウンセリングから始めます。
お客様の目標、生活習慣、食生活、運動経験、体の状態などを詳細にヒアリングし、それらの情報をもとに、その人だけに合ったオーダーメイドのトレーニングプランや食事プランを作成します。

そして、トレーニング当日も常に隣でフォームのチェックや重量の調整、適切な声かけを行い、安全かつ効果的にトレーニングが進むよう導きます。
解剖学や生理学、栄養学といった専門知識を駆使し、科学的根拠に基づいた指導を行うことで、お客様が最短距離で目標を達成できるよう全力でサポートするのがパーソナルトレーナーの基本的な役割です。

フィットネストレーナーとの違い

パーソナルトレーナーと混同されやすい職種に「フィットネストレーナー」があります。
どちらもお客様の健康づくりを支える重要な存在ですが、その役割や働き方には明確な違いがあります。
主な違いを以下の表にまとめました。

項目 パーソナルトレーナー フィットネストレーナー
指導形式 マンツーマンが基本 グループ指導やジムエリアの巡回が中心
サポート範囲 トレーニング、食事、生活習慣まで総合的にサポート マシンの使い方指導やスタジオレッスンが主
プログラム 一人ひとりに合わせた完全オーダーメイド 汎用的なプログラムや決まったレッスン内容を提供
関わり方 特定のお客様と深く、長期的に関わる 不特定多数のお客様と広く、浅く関わる

このように、フィットネストレーナーが施設全体の利用者を幅広くサポートするのに対し、パーソナルトレーナーは特定のお客様一人に深く寄り添い、よりパーソナルな問題解決を目指す専門家であると言えます。
どちらが良いというわけではなく、お客様が求めるサービスの内容によって選択肢が変わってきます。

パーソナルトレーナーの具体的な仕事内容7選

パーソナルジムで指導を行うパーソナルトレーナー
パーソナルトレーナーと聞くと、お客様の隣でトレーニングを指導している姿を思い浮かべる方がほとんどでしょう。

しかし、その華やかなイメージの裏側には、お客様の目標達成を支えるための多岐にわたる業務が存在します。
ここでは、パーソナルトレーナーの具体的な仕事内容を7つに分けて、詳しく解説していきます。

1. カウンセリングと目標設定

すべてのサポートは、お客様を深く知るためのカウンセリングから始まります。
これは、お客様とトレーナーの信頼関係を築く上で最も重要なプロセスです。

現在の体の悩み、運動経験、食生活、生活リズム、過去の怪我や病気の有無などを丁寧にヒアリングします。
その上で、「いつまでに、どうなりたいのか」という具体的な目標を明確に設定します。
ただ体重を落とすだけでなく、「夏までにデニムを格好良く履きこなしたい」といった、お客様の理想の未来像を共有し、実現可能な期間や数値を二人三脚で決めていきます。

2. オーダーメイドのトレーニングプラン作成

カウンセリングで得た情報をもとに、お客様一人ひとりのためだけのトレーニングプランを作成します。
目標、体力レベル、骨格、柔軟性、さらには仕事の都合で通える頻度まで考慮し、科学的根拠に基づいて最適なプログラムを組み立てます。
どの筋肉をターゲットにするのか、どんな種目を、どのくらいの重さで、何回、何セット行うのか、休憩時間は何分にするのかなど、細部にわたって計画を立てます。
お客様のその日の体調や成長に合わせてプランを柔軟に微調整することも、重要な仕事の一つです。

3. マンツーマンでのトレーニング指導

プランが完成したら、いよいよトレーニング指導です。
これはパーソナルトレーナーの中心的な業務と言えます。

お客様が安全かつ効果的にトレーニングできるよう、常に隣でサポートします。
正しいフォームを指導し、狙った筋肉に的確に刺激が入っているかを確認。
怪我のリスクがないか常に注意を払います。

また、「あと一回!」といった声かけで限界を引き出したり、補助に入って最後まで追い込んだりと、一人では難しい領域までお客様を導きます。

4. 食事管理と栄養指導

トレーニングの効果を最大限に引き出すためには、食事が非常に重要です。
そのため、多くのパーソナルトレーナーが食事指導も行います。

お客様から日々の食事内容を報告してもらい、栄養バランスをチェック。
タンパク質・脂質・炭水化物のバランス(PFCバランス)を整え、目標に合わせて具体的な食事メニューや食材の選び方をアドバイスします。
厳しい制限を課すのではなく、お客様のライフスタイルに寄り添い、無理なく続けられる食生活を提案する能力が求められます。

5. モチベーションの維持・管理

ダイエットや体づくりは、常に順調に進むわけではありません。
停滞期が訪れたり、仕事の疲れでジムに来るのが億劫になったりすることもあります。
そんな時、お客様の心の支えとなり、モチベーションを維持・向上させるのもパーソナルトレーナーの大切な役割です。

体の小さな変化を見つけて褒めたり、ポジティブな言葉をかけ続けたり、時には目標を再確認して気持ちをリセットしたりと、精神的なサポートを行います。

6. 顧客管理や予約対応などの事務作業

お客様のトレーニング記録(どの種目を何キロで何回できたかなど)を毎回細かくデータとして管理し、次回の指導に活かします。
これをカルテとして蓄積していくことで、お客様の成長を可視化し、より的確な指導につなげることができます。

また、お客様との次回の予約調整や、メール・LINEでの連絡対応、新規のお客様からの問い合わせ対応、入金管理など、指導以外の事務作業も意外と多く発生します。

7. 集客活動(SNS運用・ブログ発信など)

特にフリーランスとして活動する場合や、自身の指名を増やしたい場合には、集客活動も欠かせない仕事です。
InstagramやX(旧Twitter)などのSNSでトレーニングに関する有益な情報を発信したり、自身の得意分野についてブログで解説したりすることで、専門性や人柄を伝えます。

また、お客様のビフォーアフター写真の掲載許可をもらって実績をアピールすることも有効な手段です。
自分という商品を知ってもらい、選んでもらうためのマーケティング活動も重要な業務の一つなのです。

パーソナルトレーナーの主な働き方と活躍の場

パーソナルジムで指導を行うパーソナルトレーナー
パーソナルトレーナーとしてのキャリアを考えたとき、その働き方は一つではありません。
自分のライフスタイルや目指すトレーナー像によって、様々な選択肢があります。

ここでは、代表的な4つの働き方とそれぞれの活躍の場について、メリット・デメリットを交えながら解説します。

パーソナルジムに所属する

最も一般的な働き方が、パーソナルトレーニング専門のジムに正社員や契約社員として所属する方法です。
この場合、ジムが集客を行ってくれるため、トレーナーは指導に集中しやすいという大きなメリットがあります。
また、安定した給与や福利厚生が保証されていることが多く、未経験からでも研修制度を通じてスキルを習得できるため、キャリアの第一歩として選ぶ人が多い選択肢です。

一方で、ジムの方針やマニュアルに沿った指導が求められるため、オリジナリティを出しにくい側面や、トレーニング指導以外の受付や清掃といった業務を兼任することもあります。

フィットネスクラブで働く

大手フィットネスクラブや総合型のスポーツジムに所属し、その施設内で活動する方法です。
働き方は2パターンあり、一つはクラブの社員として働きながら、指名があればパーソナルトレーニングも担当するケース。

もう一つは、業務委託契約を結び、クラブの会員様に対して個別に営業活動を行ってお客様を獲得するケースです。
クラブには常に多くの会員様がいるため、潜在的なお客様と出会うチャンスが多いのが魅力です。
ただし、業務委託の場合は完全な歩合制となることが多く、自分自身で集客するスキルがなければ収入が不安定になる可能性もあります。

フリーランスとして独立する

ジムでの実務経験を積んだ後、個人事業主として独立する働き方です。
活動形態は多岐にわたり、レンタルジムを時間単位で借りて指導を行ったり、お客様の自宅へ出張したり、自身のスタジオを開業したりします。
最大のメリットは、自分の理想とする指導を自由に追求できる点と、収益が直接自分の収入に結びつくため、人気トレーナーになれば大幅な収入アップが期待できる点です。

しかし、集客から経理、スケジュール管理まで、すべての業務を自分一人で行う必要があるほか、収入が不安定になるリスクも伴うため、高い自己管理能力と経営スキルが求められます。

オンラインパーソナルトレーナーとして活動する

近年、急速に需要が拡大しているのが、オンラインでの働き方です。
Zoomなどのビデオ通話ツールを活用して、遠隔でトレーニング指導や食事のアドバイスを行います。
場所を選ばずに働けるため、国内外問わず幅広いお客様をターゲットにできるのが大きな利点です。

また、店舗を持つ必要がないため、開業コストを大幅に抑えられます。
ただし、直接体に触れてフォームを修正するといった細やかな指導が難しいため、高いコミュニケーション能力や、画面越しでも分かりやすく伝えるための工夫が不可欠となります。

パーソナルトレーナーの仕事のやりがいと魅力

パーソナルジムで指導を行うパーソナルトレーナー
パーソナルトレーナーの仕事は、体力的にも精神的にも決して楽なことばかりではありません。
しかし、それを上回るほどの大きなやりがいと魅力があるからこそ、多くの人がこの仕事に情熱を注いでいます。
ここでは、パーソナルトレーナーとして働く中で感じられる、代表的な喜びや魅力についてご紹介します。

お客様の人生が変わる瞬間に立ち会える

この仕事最大のやりがいは、お客様が目標を達成し、その方の人生がポジティブに変わっていく瞬間を間近でサポートできることでしょう。
単に「体重が落ちた」「筋肉がついた」といった身体的な変化だけではありません。

トレーニングを通じて自分に自信がつき、表情が明るくなったり、ファッションを楽しめるようになったり、新しいことに挑戦する意欲が湧いたりと、内面から輝き出すお客様の姿を見ることができます。
お客様の人生における大切なターニングポイントに深く関わり、その成功体験を共に分かち合える喜びは、何物にも代えがたいものです。

「ありがとう」と直接感謝される機会が多い

お客様から直接「ありがとう」という感謝の言葉をもらえる機会が非常に多いのも、この仕事の大きな魅力です。
「おかげで長年のコンプレックスだった体型を変えられました」「健康診断の数値がすべて正常値に戻りました」といった具体的な成果に対する感謝の言葉は、トレーナー自身の大きな自信とモチベーションにつながります。
お客様との信頼関係が深まるほど、その言葉の重みは増していきます。自分の知識や技術が誰かの役に立っていることをダイレクトに実感できる瞬間は、日々の疲れを忘れさせてくれるほどの喜びがあります。

自分自身の知識やスキルを常に高められる

人の体や健康に関する研究は日々進歩しており、トレーニング理論や栄養学の世界は非常に奥が深いものです。
そのため、パーソナルトレーナーは常にお客様へ最新かつ最適なサービスを提供できるよう、学び続ける必要があります。

一見大変そうに聞こえますが、知的好奇心が旺盛な人にとっては、これが大きなやりがいとなります。
新しい知識を学び、それを実践でお客様に還元し、成果が出たときの喜びは格別です。

また、得た知識は自分自身のトレーニングや健康管理にも活かすことができ、仕事を通じて自分自身も成長し続けられる点も魅力です。

働き方の自由度が高い

前のセクションでご紹介したように、パーソナルトレーナーは働き方の選択肢が豊富です。
特にフリーランスとして独立した場合は、自分の裁量で仕事のスケジュールを組むことができます。
自分のライフスタイルに合わせて休日を設定したり、専門性を高めたい分野のお客様を中心にサポートしたりと、働き方を自由にデザインすることが可能です。
組織のルールに縛られず、自分の理想とするトレーニング哲学を追求できる環境は、大きな魅力と言えるでしょう。

パーソナルトレーナーの仕事の厳しい側面や大変なこと

パーソナルジムで指導を行うパーソナルトレーナー
多くの魅力がある一方で、パーソナルトレーナーという仕事には厳しい側面や大変なことも存在します。
この職業を目指す上では、やりがいだけでなく、こうした現実的な課題についても理解しておくことが大切です。

ここでは、多くのトレーナーが直面する可能性のある厳しい側面を4つご紹介します。

体力的な負担が大きい

お客様のトレーニングをサポートするということは、自身も常に動き、見本を見せ、時には補助に入る必要があるため、身体が資本の仕事です。
1日に何人ものお客様を連続で担当することも珍しくなく、勤務時間は立ちっぱなしであることがほとんど。
お客様が利用しやすい早朝や夜間、土日などが主な勤務時間帯となりがちで、生活リズムが不規則になることもあります。
常に最高のパフォーマンスをお客様に提供するためには、自身のトレーニングや食事、休養といったコンディション管理が不可欠であり、これを怠ると仕事を続けること自体が難しくなります。

常に最新の知識を学び続ける必要がある

お客様は高い料金を支払い、専門的な指導を求めています。
そのため、パーソナルトレーナーは一度知識を身につけたら終わりではなく、常に自身の知識をアップデートし続ける責任があります。

運動生理学や栄養学の世界は日々新しい研究結果が発表されるため、セミナーに参加したり、専門書を読んだりと、勤務時間外での自己投資と勉強が欠かせません。
この絶え間ない学習意欲を維持することは、時にプレッシャーとなることもあります。

コミュニケーション能力が問われる

パーソナルトレーナーは、トレーニングの専門知識があれば務まる仕事ではありません。
お客様一人ひとりの性格やその日の気分を汲み取り、やる気を引き出す言葉をかけたり、ときには悩みを聞くカウンセラーのような役割も求められます。

思うように結果が出ず落ち込んでいるお客様を励ましたり、モチベーションが下がらないように工夫したりと、高いコミュニケーション能力が不可欠です。
お客様との信頼関係を築けなければ、トレーニングを継続してもらうことは難しく、この人間関係の構築に難しさを感じる人もいます。

収入が不安定になる可能性もある

特に業務委託やフリーランスとして働く場合、収入は担当するお客様の数に直結します。つまり、指名が取れなければ収入はゼロということもあり得ます。

また、お客様の都合による急なキャンセルや、転勤・引っ越しなどでの退会が続くと、月々の収入は大きく変動します。
安定した収入を得るためには、トレーニング指導のスキルだけでなく、自分を売り込む営業力や、お客様に継続してもらうための顧客満足度を高める努力が常に求められるという厳しさがあります。

パーソナルトレーナーに向いている人の特徴

パーソナルジムで指導を行うパーソナルトレーナー
パーソナルトレーナーとして成功するためには、専門的な知識やスキルはもちろん重要ですが、それ以上に本人の資質や性格といった適性が大きく影響します。
お客様の心と体に深く関わる仕事だからこそ、求められる人間性があります。
ここでは、どのような人がパーソナルトレーナーに向いているのか、その特徴を具体的に解説します。

筋トレや体づくりが好きで探求心がある人

まず大前提として、自分自身がトレーニングや体づくりを心から楽しんでいることが挙げられます。
トレーナーの情熱は、お客様にも自然と伝わり、トレーニングへのモチベーションを高める大きな要因となります。

また、ただ好きなだけでなく、「なぜこのトレーニングが効くのか?」「もっと効果的な方法はないか?」といった探求心を持っていることが重要です。
自身の体で様々なメソッドを試したり、常に新しい情報を探求したりする姿勢が、指導の深みと説得力を生み出します。

人とコミュニケーションをとるのが好きな人

パーソナルトレーナーは技術職であると同時に、接客業でもあります。お客様との会話の中から悩みやニーズを引き出し、信頼関係を築くことが仕事の基本です。
そのため、人と話すのが好きで、相手の話を丁寧に聞くことができる「聞き上手」な人は非常に向いています。

お客様の些細な言葉や表情の変化に気づき、適切な声かけができるような観察力や共感力も大切な資質です。
トレーニングに関する専門的な内容を、専門用語を使わずに分かりやすく伝える能力も求められます。

相手の成功を心から喜べる人

この仕事の主役は、あくまでお客様です。
自分の知識を披露することに喜びを感じる人よりも、お客様が目標を達成したときに、自分のことのように心から喜べる人が向いています。

お客様がこれまでできなかったことができるようになったり、コンプレックスを克服して笑顔になったりする姿を見て、大きなやりがいを感じられることが、この仕事を長く続けるための原動力になります。
縁の下の力持ちとして、人をサポートすることに喜びを見出せるホスピタリティ精神が不可欠です。

向上心があり、勉強熱心な人

先にも述べた通り、体に関する科学は日進月歩です。
そのため、一度資格を取ったり、ジムに就職したりしたら終わりではなく、常に学び続ける姿勢が求められます。
現状に満足せず、常により良いサービスを提供するためにはどうすれば良いかを考え、セミナーや勉強会に積極的に参加するような向上心のある人は、トレーナーとして大きく成長できるでしょう。

「お客様の体を預かる」という責任感を持ち、常に自分をアップデートし続ける努力を惜しまない人が、お客様から信頼され続けるトレーナーになることができます。

まとめ:パーソナルトレーナーは心身両面からお客様を支えるやりがいのある仕事

パーソナルジムで指導を行うパーソナルトレーナー
この記事では、パーソナルトレーナーの具体的な仕事内容から、そのやりがい、厳しい側面、そして向いている人の特徴までを詳しく解説してきました。

パーソナルトレーナーとは、単にトレーニング方法を教えるだけの存在ではありません。
お客様一人ひとりの目標に真摯に向き合い、専門的な知識に基づいて最適なプランを作成し、目標達成まで二人三脚で伴走する「パートナー」です。

その仕事は、トレーニング指導を中心に、食事指導、モチベーション管理、さらには集客や事務作業まで多岐にわたります。

もちろん、体力的な負担や常に学び続けなければならないといった厳しい側面もあります。
しかし、それらを乗り越えた先には、お客様の体が変わり、表情が明るくなり、人生そのものがポジティブに変化していく瞬間を間近で支えるという、何にも代えがたい大きな喜びと感動が待っています。

体づくりへの情熱と探求心を持ち、人と接することが好きで、誰かの成功を心から喜べる人にとっては、パーソナルトレーナーはまさに天職と言えるでしょう。
お客様の心と体の両方を健やかに導くこの仕事は、社会に対して大きな価値を提供する非常にやりがいのある専門職という一面も持っています。

この記事が、パーソナルトレーナーという仕事への理解を深め、あなたのキャリア選択の一助となれば幸いです。

  • この記事を書いた人

M3 GYM

M3 GYM(エムスリージム)は栃木県宇都宮市、JR宇都宮駅西口から徒歩5分のパーソナルトレーニングジムです。 完全マンツーマンでのトレーニングが好評で、老若男女問わず多くのお客様にご愛顧いただいております。

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